ぞうりを履くと健康になるって聞くけど、実際はどうなの?

健康
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ぞうり・下駄は日本の風土に適した履物だった

江戸時代までは履物は下駄やぞうりが中心でした。
これは衣服が日本の気候風土に合わせて発達したからなのです。

日本は欧米と比べると湿度の高い国なので、革靴などは適さなかったからです。

それに反して、ぞうりは、足趾に対して開放的です。
蒸れることもなく、爽快感があります。

さらに、ぞうりは外反母趾、ハンマートウ(金槌趾)、内反小趾、浮き趾、などの
足趾の異常形態が生じにくい履き物です。

 

ぞうりの構造って?

まず、ぞうりは鼻緒を親指の間に掛けて履くように出来ています。
すると重心が嫌でも足の親指の付け根にくることになり、
踵に紙が一枚挟まったような状態になります。

それによって体のバランス感覚がきわめて鋭敏になります。

そして、ぞうりを履くと、ぴたぴた、じゃりじゃり、ぬるぬる、冷たい、温かいなどの
感覚を瞬時に掴むことができ、足の裏にあるたくさんの神経が刺激され、
脳の働きを促します。

東洋医学によれば、足の裏は全てがツボとなっており、
人間の健康の全ては足の裏にあると言われています。

ゆえにタイでは足の裏を刺激するマッサージがあるほどなんですね。

 

ぞうりの効用

1)歩いている・立っている姿勢の状態を知ることができます。
2)足趾の正常な発育を促します。
3)「土踏まず形成」を促進させます。
4)足・足趾の筋力を強くします。
5)鼻緒の刺激で脳を活性化させます。
6)認知症を予防することができます。

ぞうりは、脳の活性化を高める

ぞうりは、鼻緒を第1趾と第2趾ではさむので、
その反射区を刺激して活性化させます。

なので、ぞうりを履くと足趾の異常形態を防いでくれるだけでなく、
脳の活性化をはかりなど、健康のためにいいことずくめです。

 

ぞうりの特徴って?
よく時代劇などで旅する登場人物がわらぞうりを荷物に大切に
くくりつけられているのを見ますが、消耗品であったとしても、
ぞうりが必需品であり重宝されて大切に扱われていたことがよく分かります。

人の足の裏と表には多くの反射区があります。
特に第1趾と第2趾の間とその周辺には、
「小脳・脳幹」「三又神経」「目」「大脳」「脳下垂体」「鼻」「副鼻腔」
「頸部(首)」「甲状腺」などの反射区があります。

 

そこを歩くたびに鼻緒で刺激することになるので、
すなわち足揉みをしているのと同じような効力をもたらせてくれます。

 

足指の筋肉の衰えを防いでくれる

足指の筋肉が衰えると膝や腰にまで影響します。
膝・腰痛、外反母趾などのトラブルは、「浮き指」が原因になっているケースが
あるのです。

「浮き指」とは足の指の筋肉が衰え、指が浮いて地面につかない状態のことです。
この状態で歩き続けると、かかとに体重がかかって姿勢がゆがみ、
膝・腰などにストレスがかかるだけでなく、
親指だけに体重がかかり外反母趾を引き起こす可能性が高くなります。

 

家庭内でぞうりを履いてみませんか?

ぞうりには健康効果があると述べましたが、家庭内だけでいいので、
スリッパをぞうりに変えてみるのもいいかもしれませんね。

ぞうりを1足用意するだけでなので、費用的にもそんなに負担にはならないでしょう。

ぞうりを履けば、足の親指と人差し指で鼻緒をつかむように歩くので、
外に向きがちな重心がしっかりと内側に向いてくれますし、
足の指で地面をつかむように歩くので、浮いてしまいがちな足の裏が
しっかりと地面に着くのです。

これらの要素のおかげで、ぞうりを履いている間は自然と正しい姿勢で
歩けるようになるし、正しい姿勢で歩く習慣がつきます。
その結果、骨が自然な形に戻りやすくなるということです。

ぞうりの鼻緒が足の付け根を刺激することで血行が良くなるとも言われています。
これにより、血行促進効果はすぐに実感できるでしょう。

わらぞうりと布ぞうり

スリッパとして使うなら、好みでどちらかにするといいでしょう。
どちらも足裏のツボも刺激できるという点では同じです。

それぞれのメリットをご紹介いたしますので、お好みの方をチョイスしてください。

布ぞうりなら、わらぞうりよりもカラフルでオシャレな物も多いいようです。

そして布なので、洗って簡単に汚れを落とすことができます。

参考:
http://budoshop.co.jp/Indexinfomation/Geta-Zouri1.htm
https://watomi.net/hpgen/HPB/entries/5.html

ぞうりは1足あると便利ですよね。
ここなら、品物が豊富です。お好きなのを選んでね。

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